RENOVATION

築50年の住宅を
フルリノベーション

昭和中期に造成された閑静な住宅街に佇む戸建住宅。子育てを終え、生活の流れが変わりだした夫婦からの依頼。新たな生活習慣と住み手のスケールに合わせ新調した家具と築50年の記憶を引き継ぐ杢の空間が住宅に新しい息吹を注ぎ込む。

  • 平面図
  • リビング
  • キッチン
  • 家具

階段下の壁を抜き、キッチンに空間の統一性と光を呼び込む。

杢を基調としたシックなミニマル空間に溶け込む照明計画と温かみのあるデザイナーズ木製家具が鮮やかに調和し、上質な安らぎを与える。壁面と床には新たに断熱材を充填し、住環境としても居住性を高めた。

概要仕様
計画地  鹿児島県霧島市
主要用途 専用住宅
改修面積 28.9㎡

元の空間の記憶を引き継ぐ

壁と床に用いられていた木調を天井に用いることで、元々の空間が持っていた温かみを残しながら飽きのこない表情豊かな空間に仕上げた。

オーナー念願のL型キッチン

既存キッチンの幅を考慮しながらオーナー要望の対面キッチンにするためにキッチンをL型とすることで利便性を高いキッチンとなった。

キッチン:クリナップ rakuera

無骨なアイアン家具

キッチン背面の天井にアイアンフレームによる2段棚とカウンター、正面カウンターにはスツールを

吊り棚  :picTAKE
カウンター:picTAKE
スツール :picTAKE